
こんにちは!
りんこです。
先日、大学生の友達とご飯をしている時に、鬱について話していたら

そういえば、うちの大学にもメンヘラがいるわ笑
と言われて「?」となりました。
若くて周囲に鬱の人が少ないから、偏った解釈をしてるのかなーと思います。
※その後、鬱とメンヘラはイコールではないよ。と補足しておきました。
最近は鬱に対する理解も深まってきているので、鬱=メンヘラだとからかう人はほとんどいないと思います。
が、上記のようなやりとりもあったので、今日は鬱とメンヘラの違いについて考察しようと思います。
鬱とメンヘラの違い
鬱に対するりんこのイメージの変化
恥ずかしながら、私も自分が鬱になる前は鬱の人に対して以下の印象を持っていました。
・一言で過剰に傷つく
・他者への依存度が高い
・怠け者でちょっと仕事するだけでギヴアップしてしまう
それまで、自分の身近で鬱になった人の特徴が↑だったというのもあります。
りんこ自身が鬱になってからの鬱に対する印象は以下の通りです。
・責任感が強い
・鬱になる前はめちゃくちゃ精力的でむしろ強いイメージ
・信頼できるし作業が早いので、一緒に仕事をしたいなと思える
私と近い時期に鬱になった友達2人
実は過去に鬱だったと打ち明けてくれた親戚
鬱を克服した真面目系YouTuber
この人たちが、上記の特徴があったからです。
私も親戚も、舞台に上がって歌を歌ったり演技をしたりとプレッシャーにはむしろ強い方。
上に挙げた4人は、現役時代はバリバリ仕事をしていました。
周りから不甲斐ない言葉を浴びせられても、引きずらずに割り切って前に進む感じです。
なので、最初に述べたイメージを鬱に対して持ったまま鬱にかかったことを申告されたら、びっくりするような人たちです。
メンヘラとは
まず世間で言われるメンヘラとは、
「精神的に不安定な状態の人や、心に病を持った人」を指すそうです。
メンヘラのイメージってこんなかんじでしょうか。
・他者へ依存しがち
・感情の起伏が激しい
・恋愛において別れを切り札として簡単に使う
・自傷行為に走る
もうちょっとリアルなイメージをあげるとこんなかんじでしょうか。
・別れるなら殺す、と包丁で脅してくる
・LINEで過剰にメッセージを送ってくる
・彼氏の同僚女性宅ポストにネズミの死骸をぶっ込む
個人的にメンヘラという言葉を、病気に対して使ってはならないと強く思います。
メンヘラという言葉は、もともと2chで使用されていたネットスラングです。
主に恋愛面において相手をからかう時に使われる言葉の印象を受けます。
精神疾患を持っている人に対しては、鬱・双極性障害・統合失調症・パニック障害などの病気を理解してからかうことなく接するべきだと私は思います。
これは自分が鬱になったから思うことではなく、鬱になる前からこの考え方でした。
※冒頭に鬱に対する昔もっていたイメージを挙げましたが、そういうイメージは感じていたものの、馬鹿にする気にはなれませんでしたね…。
鬱とは
メンヘラ同様は心に問題がありますが、鬱は心ではなく脳の疾患です。
神経伝達物質がなんらかの理由でうまく分泌されなくなることが原因で起こります。

セロトニン
ノルアドレナリン
ドーパミン
これらが精神伝達物質ね
そのきっかけは、一言で言うと「過度のストレス」です。
鬱になるきっかけはさまざま
人によって鬱になる理由はさまざまです。
・昇進・転勤・転校による環境変化によるストレス
・過労
・大切な人との死別
・結婚・就職・入学によるプレッシャー
・病気や怪我による身体的ダメージに対する不安
他にもさまざまな理由はあるかと思います。
このような理由で発病する鬱をメンヘラと結びつけるのはなかなか厳しいのでは?と思います。

鬱になった人=メンヘラ(依存的で精神弱い)ってのは違うと思う
メンヘラと鬱
「メンヘラ」という言葉に対する解釈によって、受け止め方が変わってくると思います。
あくまで私個人としては、上記のような考え方に至りました。
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