
こんにちは!
りんこです。
先日に引き続き、昨夜もまた悪夢をみました。
疲れているようです…。
戦場の少年
夢の内容:戦場の少年
私は戦場のテントの中にいました。
敵との戦いに出向く為に私は武装し、出動命令を待って待機している状態です。
テントの中でよーいどんの格好で銃を構えていつでも走り出せるような体勢でいました。
テントの入り口から突然人が入ってきたので、私は敵が襲撃してきたと思い二発打ち込みました。
ショックなことに、その人は敵ではなく、仲間の少年でした。
仲間が戻る場合は、敵じゃないアピールをしながらテントに入るのがルールなのですが、その子は無言でパタパタとテントに入ってきた為、敵だと思い誤射してしまったのです。
ちょっと空気が読めなくて自己主張のできない、でも素直で思いやりのある少年でした。
即座に私は発射したことを猛烈に後悔し、すぐにその少年の治療を始めます。
私が銃を撃った瞬間、彼の目尻の横と頬中央に小さな光が見えました。
血も傷もできず、彼は「大丈夫」といって無表情でテントの奥に歩き進んでいました。
私が持っていた銃は、弾が直径2mm、長さ3cmの小さな鉄の棒なので、打ち込んでも患部が一瞬光るだけでぱっと見怪我をしたようには見えない、という不気味な武器、という設定でした。

痛い痛い痛い…!
鉄の棒3cmが埋まるほど奥に食い込んでいるので、彼が言うように「大丈夫」なわけがないのです、悶えるほど痛いのです。
少しずつ鉄の棒を押し出して取り除いてあげたのですが、その間も痛そうな顔はせず、ずっと無表情でどこか一点を見ている少年。
治療の間、私はずっと謝っていました。
2本目を取り除き始めた頃、少年はポケットから取り出した小さい拳銃を、自身のこめかみにあてがいました。
「自分の命は絶ってはダメ!あなたは愛されるべき存在なの!あなたは悪くない、私が悪いの。」
みたいなことを強く言いながらその子を抱きしめていました。
その間も、その少年は無表情のままでした。
逃げたいけど逃げられない
夢から覚めた私は、恐怖に駆られて泣きました。

戦時中は精神的に狂ってしまう人が物凄く多かっただろうなぁ…
少年を打ってしまった
でももう取り返しがつかない
1秒前にどうか戻してほしい
という生々しい後悔に襲われました。
昔は戦争が終わるまでは戦わないといけない、逃げたくても逃げられない、逃げれば非国民とみなされて自国で生きていくことはできない。
逃げ場なし。
だからやるしかない。
でも怖い。
でも殺るか殺られるかだから、やるしかない。
冷酷な現実と、自分の素直な感情がグルグル渦巻く中で必死に生き抜いたんだろうなと思うと、もう絶対に戦争はおこしてはならないとかんじました。
夢の中の少年だって今の時代に生きていたら、のんびり家でゲームをしたり、芸術の道に目覚めて力を発揮してのびのびと生きることができたんだろうなと思います。
今の時代は会社で鬱になってしまったら休職・退職ができるけれど、戦時中は戦争で鬱になっても戦場からは逃れられなかったでしょう。
想像するだけでも恐ろしいです。
助けたいけど助けられない
自分は戦争で生き残りたい。
でも、戦場で仲良くなった仲間にも生き残ってほしい。
守るものができた時の喜びはひとしおですが、それと同時に背負うものもでてくるなぁと感じました。
私は少年とずっと仲良く生きていたかった、守りたかった。
でも自分が自分の足で立つことができなければ、そもそも少年を守ることもできない。
なので、どっちも大切にしないといけない。
しかしそうすると戦況が悪化するに従って、どっちも大切にするという希望は崩れていく…。
愛することがなければ、こんなには不幸にはならなかったんだろうなぁ。という受け付けたくない現実に直面しました。
それでも愛することはできる
ここまで、夢の分析をしました。
次に自分の日常の話に戻ります。
私は鬱で休職中ですので、収入が少ないです。
なので、家計において旦那さんに負担をかけてしまっています。
イライラさせてしまっているだろうなぁ。と思って自責の念に駆られることもしばしば。
しかし、旦那さんは「周りのことは考えずに、まずは自分がゆっくりすることだけを考えて」と言ってくれます。
旦那さんだって、通勤に往復3時間をかけて、結構体力もギリギリのところで仕事をやっています。
自分だって辛いのに、そのことは一旦棚に上げて、私主体で話をしてくれます。
「俺だってキツイんだよ」とは言わないところが本当にすごいなと思います。
客観的に見たら「俺もキツイんだからお前も頑張れ」と旦那さんが言っても、なんら違和感はない状況です。
自分の状況と相手の状況を切り離して相手を労わることができる旦那さんの考え方に私は救われ、そしてとても尊敬しています。

私もそういう心の広い人間になりたいなぁと思った夜でした
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